海外生活をしていると恋しくなるのが日本の味。
特に日本のテレビやSNSを見ていると否応なしに飯テロ状態。
美味しい日本食をおうちで簡単に作りたい。
パー子の頭の中、87%くらいそんなことばかり考えてます。
アメリカのたくあん事情
というよりは、私のたくあん事情かな。笑
日本食の中でも何より私が恋しくなるのは日本のお漬物。
その中でも、たくあんは学生時代におにぎりの具として毎日持って行っていたほど大好物!
そんな愛しいたくあんも、なかなか手に入らないのが海外生活。
近所にある韓国系スーパーマーケットでもたくあんは売っているのですが、真っ黄色で添加物モリモリの物ばかり…。もちろん、韓国料理のキンパなどを作る時はそれでもいいんですが、日常的に食べるとなると気が引けてしまいます。
食文化の違い
また、なにしろ私以外だーれも食べない!
これは国際結婚に限ったことでは無いかもしれませんが、本当に切ない!オットも子供達も一切食べないから、丸々1本買ったところで消費が追いつかないんですよね。。
何個かに切り分けて冷凍したりもしていたんですが、冷凍庫の肥しになるのを何度も繰り返し結局買わなくなってしまいました。
日本食はなにしろ高い!
そうなんです、めちゃくちゃ高い!
韓国系で1本$5〜6、日本製の物が売ってたとしても1本$6〜12!アホか!
我が家の家計では手が出ません…。
大好きなのに買えない、買えないけど大好き。
私の片思いはどんどんと加速していきました。。
青天の霹靂!たくあんが簡単に作れるですって!?

そんな時、友達が「自分で作ってみた〜!」とプレイデートに持って来たんです。
そう、たくあんを。
え?今、作ったって言った?自分で?
と自分の耳を疑いました。
が、本当にその子は自分で、しかも簡単にたった数日で作ったというのです!
しかもしかも!もらって食べてみたら信じられないほど美味しかったんです!
これはやってみるしかない!
と早速レシピを聞いて自分でも作ってみました。
そしてびっくり、出来ました。
そりゃもう簡単に。
これは一刻も早く誰かに教えてあげたい!と思ったので、早速レシピをご紹介したいと思います!

こんな人におすすめ!
ということで、このレシピはこんな人たちに是非試してみてもらいたいです!
- 美味しい日本食が手に入らない
- 手に入ったとしても高額過ぎて頻繁には買えない
- お店で売っているけど添加物が気になる
- 少量だけ欲しい
- 塩分や糖分が気になる
そんなあなたのお悩み、一発解決しちゃいます!
◉ レモンが香る無添加たくあん
友達に教えてもらったレシピはゆず皮を使っていたんですが、無かったので庭で採れたレモンを使ってみたところびーーーっくりするくらい美味しかったんです!
なので、今回はレモン味バージョンでご紹介します♪
材料
- 大根 … 1本 or お好みの量
A 約1.2kg / B 400g
<目安:太くて長い日本の立派な大根がだいたい1.2kg> - 砂糖(きび砂糖やてんさい糖でもOK)… A 90g / B 30g
- あら塩(普通の塩でもOK) … A 30g / B 15g
- 酢(米酢、雑穀酢 どちらでもOK)… A 大匙2 / B 大匙1
- レモンの皮(ゆず皮でもOK)… AB 適量
- ジッパー付きのビニール袋
★BはAの1/3の分量 (ほかの分量は自分で計算してね!笑)
レモンやゆずの皮が無くても、十分に美味しいたくあんができますよ!
しかも何が良いって、自分で作るから好きな分量で作れるんですよね!
私はよく、料理に使って余った大根を漬けてたくあんにしています♪
たくあんの作り方
では、早速作ってみましょう!
① 大根を買う

お好きなサイズの、お好きな形のお大根を。
今回私は、韓国スーパーで買ったずんぐり大根を使います。
② 大根を切る


まずは買って来た大根をよーく洗います。
そして、長さ10〜15cmほどに切り、それぞれ半分に切り四つに。
その後それぞれをさらに2〜3等分。
③ 大根を干す
干す専用の器具がある場合は、それに乗せて。
\ お野菜乾燥ネット/
こんな素敵なアイテムは無いので、我が家ではこんな感じに干してます。

天日で2〜3日干します。表面が乾く程度でOKです。
夜間や雨が降ったりしたら家の中にしまって下さいね。
室内にしまう時は風通しの良い場所に置いて下さい。パー子は何度かカビさせてしまったことがあります。涙

カリフォルニアは春になってだいぶ空気が乾いて来たので、2日でこんな感じまで乾きます。みんなちょっとスリムになりましたね。
④ 大根を漬ける
良い感じに表面が乾いたら、大根をジッパー付きのバッグに入れます。


そして砂糖と塩を投入し、しばらくの間刷り込むように揉み揉み。
だいたい3〜4分揉み込んでいると、大根から水分が出て来ます。


乾燥していた大根から水分が出て来て「干し足りなかったかな?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です!塩分が入ることによって浸透圧の作用により大根から水分が出てくるのです。
砂糖と塩の粉っぽい感じが無くなってきたらOK!
そして、ここで千切りにしたレモン皮やゆず皮を投入。


大根達を平らに広げ、袋から空気を抜きます。
そして液漏れ防止対策として、バットやお皿等にのせ冷蔵庫へ貯蔵。
気付いたら袋の上下をひっくり返して、大根たちに均等に漬け汁が当たるようにしてあげます。そうして3〜5日程度置きます。
⑤ たくあん完成!
2〜3日も経つとびっくりするくらい水分が出ています!
そしてびーっくりするほど味もしみしみ♪

たくさん出来ちゃったけどすぐに食べきれないという方は、清潔なまな板と包丁を使い、お好きな薄さに切ってジップロックやラップ等に小分けにし冷凍することをおすすめします。食べたい時に少しずつ食べることができますよ♪
でき上がったたくあんを食べてみよう

おうちでこんなに美味しいたくあんが、たった数日で作れるなんて信じられません!
まとめ
いかがだったでしょうか?
思っていたよりめーーーーっちゃくちゃ簡単じゃありませんか?
海外暮らしで日本食が恋しい方も、もちろん日本で簡単に無添加のたくあんを自分で作ってみたいという方も是非試してみて下さいね!
